国民の力のユン・ヒソク報道官はこの日、論評を通じて「金海新空港推進可否と関連する混乱はもっぱら政府と与党の責任」とし、このように述べた。
ユン報道官は「検証委員会は9月に行われ、検証委員21人のうち13人が集まり、金海新空港維持が適当だと結論を下した」とし「ところが、今月12日に委員長と分科長など5人だけが集まった中で『金海新空港白紙化』と相反する結論を下したのがこの問題の始まり」と述べた。
さらに「ところで、検証委員会委員長は白紙化どころか、補完して使えるなら金海新空港に行けというのが本意だったという」とし「しかも特定地域は取り上げられなかったということであり、政府資料はあまりにも不十分で、既に決まった結論を前に付き添い役の気分だったという検証委員たちの証言も出ている」と指摘した。
続いて「いくら選挙が重要だといっても、10兆ウォン以上(約9146億円)かかる事業で票を得ようと躍起になることがあるだろうか」とし「拙速により結論が変わっただけに、これに対する監査院の監査が必須なのは当然だ」と強調した。
ユン報道官は「今回の釜山市長補欠選挙は『オ・ゴドン(呉巨敦)元市長のセクハラ』事件から始まったもので、何で隠そうとしても本質は変わらず、民心を抑えることはできない」とし「国民の力はひたすら国家全体の利益のために『金海新空港検証委員会』の決定過程を徹底的に検証し、責任を問うようにする」と述べた。
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