習主席は去る20日に開かれたAPEC首脳会議で「中国は、より魅力的な投資と企業環境を築く」として、RCEP締結について歓迎の意思を明らかにした後「CPTPPへの加入もまた 前向きに検討している」と伝えた。
最近 青瓦台は「RCEPとCPTPPは対立的な関係ではなく、相互補完的な関係だ」、「CPTPPは必要なら加入するかもしれないが、今は判断する時ではない」と言及している中、青瓦台の関係者はこの日、今回の習主席の発言について「習主席が中国メディアの報道している通りの発言をしたのなら、これは メディアが視線をこれまで ずっと一か所にだけ固定させることで、時には説明が不可能なことが生じる可能性があるということを表しているケースではないだろうか」と語った。
この関係者はつづけて「『視線を一か所に固定させる』という意味をご存じだろう。目の前で起こっている理解しやすい状況も、ややもすると理解が難しい状況になることがある」とし「改めてお話するが、開放的な自由貿易体制のもとでは、RCEPやCPTPPは相互補完的な関係にあると、整理することができる」と付け加えた。
一方 一部では、ジョー・バイデン米行政府が発足する場合、中国主導のRCEPをけん制するためにCPTPPに米国が復帰する可能性があるため、米国が韓国政府にもCPTPPへの加入を要求するだろうという見方が出ている。
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