狩猟されたイノシシから「アフリカ豚熱ウイルス」検出＝韓国京畿道加平郡

韓国環境部(日本の環境省に相当)は28日、カピョン(加平)郡カピョン(加平)邑で捕獲されたイノシシ4頭からアフリカ豚熱(以下、ASF)ウイルスが感染したと明らかにした。

感染されたイノシシは25日、狩猟活動をしていた猟師が捕獲したもので、雌成体1頭、若い年齢層の3頭(雌1頭、雄2頭)であることを考慮すると、家族集団であったものと推定される。

環境部は感染直後に関係機関、専門家など合同で発生現場を訪問し、伝播経路などの疫学調査を実施し、追加の感染遮断のための緊急措置を推進する。

また、環境部は、冬に入って野生のイノシシの移動が増加することに伴い、ASFに感染するイノシシが増加すると見て、拡大を遮断するために全ての発生地域に対する対応を強化する予定だ。