受賞の感想を伝えるBTS(Mnet提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
受賞の感想を伝えるBTS(Mnet提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が、音楽専門チャンネルMnetで6日に生中継された音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」で、大賞4部門を2年連続で総なめにする大記録を打ち立てた。

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 BTSは昨年に続き、今年も「今年の歌手」「今年の歌」「今年のアルバム」「ワールドワイド・アイコン・オブ・ザ・イヤー」の4部門全てで大賞を受賞した。

 このほか「ベスト男性グループ」「ワールドワイド・ファンズ・チョイス」「男性グループベストダンスパフォーマンス」「ベストミュージックビデオ」の各賞も受賞し、8冠に輝いた。

 リーダーのRM(アールエム)は米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で1位を獲得した「Dynamite」が「今年の歌」を受賞したことを受け、「皆がつらい状況で僕たちだけがよい知らせを聞いたような気分になり、心が重い時もあった」と吐露。「それでもやってくる明日を生きていこうと話す僕たちを寛大に受け入れてくださり、とても感謝する」と力を込めた。

 J-HOPE(ジェイホープ)は「この1年、本当にこのメンバー、このグループのおかげで辛くなく、寂しくなく、憂鬱(ゆううつ)でなかった」と感謝を伝えた。

 JIN(ジン)は「僕たちにモチベーションを与えてくれ、僕たちの原動力であるARMY(ファン)の皆さんに、グループを維持させてくれてありがとうと言いたい」と語った。

 

 また、BTSに関連して所属事務所のビッグヒットエンターテインメント代表、房時赫(パン・シヒョク)氏が「ベストエグゼクティブプロデューサー」、数々のヒット曲を手掛けた音楽プロデューサーのPdogg(ピードッグ)氏が「ベストプロデューサー」、ミュージックビデオ監督のLumpens(ルムペンス)氏が「ベストビデオディレクター」の各賞を受賞した。

 BTSはこの日の授賞式で「ON」「Dynamite」「Life Goes On」のパフォーマンスを披露。「Life Goes On」では、肩の手術を受けて活動を休止しているSUGA(シュガ)がホログラム映像で登場するサプライズもあった。

 この日の授賞式は新型コロナウイルスの感染拡大を受け無観客で行われ、ほとんどの受賞者がマスクをつけてステージに立った。

 MAMAは1999年に「Mnet映像音楽大賞」として始まり、09年に現在の形式になった。これまでアジアのさまざまな都市で開催されたが、今年は新型コロナの影響により韓国のみで授賞式が行われた。


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