全米女子オープンに臨むパク・インビ「アダム・スコットの称賛は光栄に思う」

“ゴルフの女帝”パク・インビが通算3度目の全米女子オープン優勝に挑戦する。

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　パク・インビは11日（日本時間）から4日間、米国テキサス州ヒューストンのチャンピオンズGCで開催される全米女子オープンに出場する。

　大会開幕を翌日に控えて行われたインタビューでパク・インビは最近、PGAツアーで活躍中の男子ゴルファーのアダム・スコット（豪州）の称賛について光栄に思うと伝えた。

　パク・インビは「すばらしいスイングをするスコットは、子どもの頃からわたしの憧れだった」と話した。また「誉められるのはいつも光栄に思う」とし「子どもの頃から持っていたリズムで、今まで大きく変わっていない。わたしにとっては幸運だ」と述べた。

　2008年と2013年に全米女子オープンで優勝したパク・インビは、大会通算3度目の優勝を狙う。彼女は「全米女子オープンはいつも特別な大会だ。出場機会が与えられたことが重要なので、今大会を逃したくない」と話した。

　面白いのは1～2ラウンドが2か所のコースで行われる点だ。これは昨年まで6月に開催されていた全米女子オープンが新型コロナウイルスの影響で12月に編成されたためだ。

　開催地のヒューストンは、12月の日没時間が現地時間午後5時20分前後で、日没時間などを考慮して大会をスムーズに行うため、2か所のコースで同時に試合が行われる。

　練習を終えたパク・インビは、「練習ラウンドの3日間で、できるだけ多くのラウンドを習得しようと努力した。コース2か所を知っておく必要があるので大変だが、最善を尽くしたい」と話した。