尹検察総長、停職決定に「誤りを正す」…最高検察に出勤(画像提供:wowkorea)
尹検察総長、停職決定に「誤りを正す」…最高検察に出勤(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)検察総長は、停職2か月の処分を下した法務部(法務省に相当)検事懲戒委員会の決定について「不法不当な措置」だとし、「誤りを正す」と明らかにした。

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尹総長側の特別弁護人イ・ワンギュ弁護士は16日、記者らに尹総長の立場文を送った。

尹総長は「任期制の検察総長を追い出すために違法な手続きと実体のない事由を掲げた不法不当な措置で、検察の政治的中立性、独立性と法治主義が深刻に毀損された」と明らかにした。

そして、「憲法と法律に定められた手続きに基づき、誤りを正すつもりだ」と述べた。

尹総長はこの日午前8時55分頃、ソウルの最高検察庁に出勤した。最高検察側は「尹総長は懲戒が確定するまで定時に出退勤し通常業務を行うつもり」だと明らかにした。

前日は出勤途中に最高検察庁正門に車を止めて降り、支持者らに向かって感謝の意を伝えた尹総長だったが、この日の午前は車に乗ったまま地下駐車場に向かった。

法務部の検事懲戒委員会は15日午前10時30分頃からこの日午前4時頃まで尹総長の懲戒に対する2次審議を行い、「停職2か月」を議決した。現職の検察総長に対する懲戒は憲政史上初めてのことだ。
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