モウリーニョ監督、「再契約交渉中のソン・フンミンに要請・圧力かけなかった」

「再契約の圧力はかけていないが、ソン・フンミンがトッテナムで引退することをクラブ側が望んでいる」。

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　トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は15日（日本時間）、リヴァプールとプレミアリーグ試合前に行われた事前記者会見で「ソン・フンミンとダニエル・レヴィ会長を信じている。ソン・フンミンだけでなく、レヴィ会長もトッテナムと一緒にすることを望んでいる。特にソン・フンミンがトッテナムで引退すると信じている。したがって近いうちに再契約を結ぶだろう」と述べた。

　続けて「私はソン・フンミンにいかなる要請も圧力もかけなかった」と伝えた。

　2015年、トッテナムに入団したソン・フンミンは2年前、モウリーニョ監督が赴任した後も、たゆまぬ活躍を見せて信頼を得ている。今シーズン、ソン・フンミンは爆発的な競技力を披露している。ソン・フンミンが2023年まで契約した以上、急ぐ理由はないが、彼の活躍をもとにトッテナムはソン・フンミンが長くチームに残ることを望んでいる。

　モウリーニョ監督は「現在サッカー界をはじめ、あらゆる社会が不安定な時代」とし、「前の試合では2000人余りの観客が入場し、これからもっと多くの観客が訪れるものと期待した。しかし2週間で期待が外れた」とし「現在の状況ならクラブは厳しい。来年はどんな状況になるかわからないが、どう契約すればいいか分からない」と付け加えた。