この報道によると、中国の親たちは 子供を新型コロナが猛威を振るっている米国とヨーロッパへ留学させることを警戒している。そこで一部の親たちは、国内の国際学校も選択肢に入れているという。
中国は世界最大の留学生輸出国で、2019年基準で米国に留学している留学生は37万人に達する。しかし 新型コロナの影響で、留学のかわりに中国内の国際学校を選ぶ学生たちが増えている。
北京の国際学校サービスプラットフォーム企業“ニュースクール・インサイト(NSI)”の経営者は、人気の要因を問う質問に「親たちは、子供たちの安全を一番に考える。親たちにとっては 学校の学業のレベルは二の次である」と答えた。
この経営者は「西欧圏では新型コロナが猛威を振るっているため、多くの中国の学生たちにとって、留学はこれ以上 選択事項とはならない」と説明した。
つづけて「国際学校は、海外で勉強した後 帰国してきた学生たちが、同じような方式の教育を受け続けることができるようにしているので、一層 魅力的だ」と語った。
中国国際化センター(CCG)によると、2015年基準で外国人教育過程を提供している国際学校は597か所となっている。これらの学校は23万6400人の学生たちに2か国語を教えている。
新たに開校される国際学校も増えている。今年に入り 9月までで53の国際学校が中国内で開校した。その学校の中には、英国の学校と繋がっている所も多いと、NSIは伝えた。
来年には より多くの国際学校が開校するとみられる。
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