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金議員はこの日、フェイスブックを通じて「2019年8月、法務部長官は『道路上暴力行為の厳正対応』指示をした」とし「指示を見ると『タクシー運転手を殴った者、ぞんざいな言葉や悪口を言った者』を拘束した」と指摘した。これと共に、当時の長官の指示とこれによる各庁の事例が盛り込まれた公文書を紹介した。
続いて「長官がこの指示をした当時、李次官は法務部法務室長だった」とし「李次官はタクシー運転手の胸ぐらをつかみ、悪口を言った者を直ちに拘束捜査するよう指示しなければならない」と注文した。
さらに金議員は「この指示に反して厳重な罪を犯した者に免罪符を与えたソチョ(瑞草)警察署に対し、捜査を指示しなければならない」とし「そうでなければ法務部の命に逆らったことになる」と皮肉った。
警察によると、李次官は弁護士だった先月初め、ソウル市瑞草区のあるマンションの前でタクシー運転手の胸ぐらをつかんだ。タクシー運転手が酒に酔ったまま車の中で眠っている自分を起こそうとしたという理由で、胸ぐらをつかんだという。
通報を受けて出動した警察は、李次官の身分を確認した後、追って調査することを決め、ひとまず帰宅させた。その後、タクシー運転手が李次官は謝罪したとして処罰を望まないと言うと、警察は反意思不罰罪の単純暴行を適用して事件を終わらせた。
これを受け、国民の力などは運行中や乗車・下車の過程で運転者に暴行した場合、被害者の意思とは関係なく‘5年以下の懲役または2000万ウォン(約185万4千円)以下の罰金’に処するという特定犯罪加重処罰などに関する法律(特加法)第5条の10に違反しているのに見逃しているとし、警察と李次官に対して猛攻を浴びせている。
李次官は4月に法務室長職を退いた後、弁護士を務め、2日に次官に任命された。
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