公捜処長候補の追加推薦不発…秋法相も追加候補を推薦せず=韓国(画像提供:wowkorea)
公捜処長候補の追加推薦不発…秋法相も追加候補を推薦せず=韓国(画像提供:wowkorea)
高級公職者犯罪捜査処(公捜処)長候補の追加推薦が23日、最終的に不発となった。与野党をはじめ‘候補の追加推薦’を提案して関心を集めたチュ・ミエ(秋美愛)法務部長官も新しい候補を推薦しなかった。

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国会によると、公捜処長推薦委員会はこの日の午後6時まで各推薦委員から候補審査対象者を追加で受け付けることにしたものの、締め切り期限までに追加候補者は受け付けられなかった。

これにより、推薦委員会は既存の候補8人を再審査し、28日の会議で初代公捜処長になる最終候補2人を選定する。

有力候補としては、第4回会議で5票の最多得票を得たキム・ジヌク憲法裁判所先任研究官(大韓弁護士協会推薦)とチョン・ヒョンジョン弁護士(法務部推薦)が取り沙汰されている。

これに先立ち、与野党と大韓弁護士協会側の推薦委員らは、候補を追加推薦しない方針を立てた。

共に民主党側推薦委員のパク・キョンジュン弁護士はニュース1にメッセージを送り「候補を追加推薦しない」と述べた。

チュ・ホヨン(朱豪英)国民の力院内代表はこの日、記者懇談会で「我々は接触し、努力をしているが、立派な候補たちは全員、同意していないようだ」とし「共に民主党と法務部長官は自分が固執する候補がいる状況のようで、(野党で)候補を出し、書類を出すことには何の意味もないと考える方が多い」と述べた。

国民の力側推薦委員であるイ・ホン弁護士も記者らに送ったメッセージで「(公捜処長)適任者を探して連絡したものの、対象者らが固辞して追加推薦ができないことで整理した」とし「対象者らの固辞理由は『野党側の拒否権が剥奪された状態で付き添い役にはなりたくない』だったり、『政治的争点になった公捜処の事案で野党の推薦を受けるのは負担』などだった」と話した。

秋長官も結局、新候補を推薦しなかった。秋長官が18日の第5回会議で、議決の延期と候補追加推薦を提案したことが伝わると、秋長官は意向に合う候補を立てるのではないかという観測が流れていた。

ただし、推薦の締め切り日が近づくにつれ、秋長官の提案は‘手続き上の正当性’を確保したに過ぎず、新候補を推薦しないとの見方が強まってきた。

一方、野党側の推薦委員であるイム・ジョンヒョク(任正赫)弁護士が解職された中、国民の力は24日までに公捜処長候補推薦委員を追加で推薦する計画だ。朱院内代表は「公捜処長候補推薦委員になりそうな方と接触し、ほぼ準備を終えた」とし「明日中に発表する」と述べた。

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