モデルナのワクチン、高価だが予防効果に優れていて2000万人分確保＝韓国

韓国政府は、米国のバイオ企業モデルナで開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの導入を決めた。モデルナから供給されるのは2000万人分であり、導入は来年4月から始まる。

韓国大統領府カン・ミンソク報道官は29日、大統領府で記者会見を行い、ムン・ジェイン(文在寅)大統領が前日(28日)、モデルナのステファン・バンセル最高経営者(CEO)との電話で、新型コロナウイルスのワクチン2000万人分(4000万ダース、1ダースは1回の接種量)の供給に合意したと明らかにした。これは、政府が当初交渉を進めていた2000万ダースから2倍に増えた数である。

同報道官は続けて、「当初、来年10月から供給する予定だったが、4月から開始することにした」とし「政府とモデルナは供給時期をより早めるために、追加の努力をすることにした」と付け加えた。