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チョン・ウンギョン疾病管理庁長は31日、新型コロナワクチンの導入に関連し、オンライン会見で、「この日モデルナ社と新型コロナワクチン4000万回分の購入契約を完了した」とし「28日ムン・ジェイン(文在寅)大統領とモデルナのバンセルCEOとの合意後、後続交渉を通じて締結した」と明らかにした。
モデルナワクチン購入契約量は、過去の合意で決められた通り2000万人分、供給時期は来年第2四半期である。政府が当初推進した予想量1000万人分より1000人分が追加され、供給時期が前倒しになった。
モデルナワクチンは、mRNA遺伝子切片を体内で発現させ、ウイルスに対抗する抗体を生成するようにする機序を有する。ファイザーとバイオテックが開発した新型コロナワクチンと同じ方式である。
予防効果は94.1%水準であり、少なくとも3か月免疫力を維持することが分かった。一方、保管方法は難しい。マイナス70度保管が必要なファイザーワクチンと同様、マイナス20度で保管することが推奨される。
今回の購入契約完了に国内新型コロナ集団免疫も形成されることが期待される。チョン・ウンギョン庁長は「政府が購入したワクチンは全5600万人分で、韓国全人口の100%を超えており、通常の集団免疫を確保するには十分な量」と説明した。
今回のモデルナワクチン2000万人分確保で国内コロナワクチン確保量は合計5600万人分となった。国際機関COVAXファシリティに参加で確保した1000万人分と、製薬会社と締結した購入量が4600万人分で最終確定した。
まず第1四半期アストラゼネカ(1000万人分)をはじめとし、第2四半期ヤンセン(600万人分)、第3四半期ファイザー(1000万人分)の国内供給が順次開始される。モデルナワクチン2000万人分は、第2四半期内の供給が開始される予定である。
ただし、COVAXの1000万人分は、まだ供給時期が確定していなかった。第1四半期中に全体量の3%に相当する量(国内30万人分)を各参加国にワクチン調達機関である「GAVI」を介して供給するという内容だけ発表された状況である。
チョン・ウンギョン庁長は「来年よりワクチン接種が支障なく迅速、かつ安全に行われるように、詳細なワクチン接種計画案を準備することに最善を尽くしたい」とし、「来年にはワクチンと治療薬と使い新型コロナに対応する」と述べた。
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