2日連続で頭を下げた韓国法務部長官…ソウル東部拘置所の集団感染に謝罪

ソウル東部拘置所における新型コロナウイルス感染症の大規模な感染事態に1か月間にわたって沈黙を続けてきたチュ・ミエ(秋美愛)法務部(日本の法務省に相当)長官が、前日(1日)に続き2日も関連事態について直接言及して謝罪した。

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秋美愛長官はこの日午後、自分のフェイスブックに掲載したコメントで、「ソウル東部拘置所の新型コロナウイルス感染拡大事態に対して、もう一度国民に謝罪する」とし「法務部と矯正当局は、細かい対応と迅速な後続措置により追加の感染拡大防止に万全を期す」と明らかにした。

秋美愛長官は先月27日、ソウル東部拘置所で初めての感染者が出てから35日後の前日、自身のフェイスブックに立場を明らかにした。大規模感染が発生した先月18日に初めて全数検査を行ってから14日後の立場表明となる。

昨年12月31日にイ・ヨング法務部次官が対策記者会見を開き、ソウル東部拘置所関連の感染事態に謝罪したが、秋美愛長官は当時会見には出席しておらず、責任回避論が激しく起こっていた。

なお、ソウル東部拘置所における収容者・職員の累計感染者数は、この日午後5時時点で908人(収容者886人・職員22人)となり、増加することはなかった。現在、ソウル東部拘置所の収容者1122人に対して、5回目の全数調査が行われている。