映画の街・釜山(プサン)南浦洞(ナンポドン)一体がしばらく完全に麻痺してしまった。
これは、7日午後2時半と3時、30分間隔で南浦洞PIFFの野外ステージに訪れた台湾と韓国の代表的な美女、ビビアン・スーとキム・ヒソンを見るため、およそ2千人以上の人が一度に押し寄せたため。

キム・ヒソン の最新ニュースまとめ

足の踏み場もないほどぎっしりと街を埋め尽くし、スターの名前を連呼する市民たちの大きな歓声と共に、万が一の事故に備えて配置された100人余りの警察たちのホイッスルの音が入り混じり、一瞬にしてイベント会場周辺は混雑を極めた。

第10回釜山国際映画祭の<新たな波New Currents>部門に招待された映画『人魚姫と靴』を披露したビビアン・スーは、熱気を帯びたファンの歓声の中、リ・ユンチャン監督、相手役のダンカン・ライと共にステージに立ち、ハツラツさわやかな魅力を思い切り発散した。

その場で韓国語で「こんにちは、ちょっとまって。あいたくてしょうがない」と可愛らしく挨拶したビビアン・スーは、「釜山は初めてですが、こんなに歓迎してくれてありがとうございます」とにっこり笑った。

特に、タイトルが暗示しているように、劇中での配役が“姫”なのかという質問にビビアン・スーは、「ヒロインははじめ、歩けないんです」「姫というより童話のようなストーリーですが、大人の物語がたくさん入っています」と説明した。

現在、歌手としても活発に活動中のビビアン・スーは、「今回の映画ではタイトル曲は歌ってませんが、代わりに歌詞を自分で書きました」と、その場で自身の歌の一区切りを歌い、小さな体からあふれでるパワフルな歌唱力を披露。
“台湾のプリンセス”ビビアン・スー一行の退場後、すぐに押し寄せる嘆声と共に<オープンシネマ>部門に招待された『The Myth(神話:秦始皇陵の秘密)』で本当の公主(=姫)役で出演した韓国美女キム・ヒソンと、ワールドスターのジャッキー・チェン、唐季礼監督が登場した。

キム・ヒソンは「こんなにたくさんの方々がいらっしゃるとは思いもしませんでした」「とても素晴らしい監督や俳優さんと撮影できて光栄です。仕事だけでなく生きていく方法まで学びました。忘れられない思い出です」と、多国籍映画に出演した感想を明らかにした。

ジャッキー・チェンは「同じ国の人のように迎えてくれてありがとう」と、嬉しそう声で観客の熱い声援に応えた。またジャッキーはパク・サンミンの『ひまわり』中のセリフで、「愛してる、愛してる~」を声高く叫び、格別な韓国愛を見せた。

また、押し寄せるファンに向かって「ゆっくり、気をつけて」と、韓国語で心配する声をかけ続け、パートナーのキム・ヒソンと共にいちいち四角いステージのコーナーすべてを回り、手を振りながらポーズを取るなど、積極的で親しみのあふれる姿で拍手喝采を浴びた。

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