会合に出席する康氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
会合に出席する康氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は6日、テレビ会議の形式で開かれた核軍縮と核拡散防止条約(NPT)に関するストックホルム会合に参加し、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に向けた朝鮮半島平和プロセスについて説明した上で、国際社会の支持を呼び掛けた。

 会合は核軍縮について議論する枠組みで、16の非核兵器国が加わっている。今回の会合は今年8月に開かれるNPT発効50年の再検討会議を控え、核軍縮とNPT体制強化などについて話し合うため開催された。

 康氏は「核なき世界」の実現のため、国際社会がNPT中心の核軍縮・核不拡散体制を強化する必要性を強調し、韓国政府が後押しする意思を表明した。

 また、国際安全保障環境を踏まえた実効性のある核軍縮の進展を模索するよう訴え、未来世代にNPT体制の重要性を知ってもらうため、さまざまなプロジェクトを進める方針を明らかにした。


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