決議案を提出する議員ら=28日、ソウル(聯合)
決議案を提出する議員ら=28日、ソウル(聯合)
ハンナラ党は28日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の憲法順守と大統領選挙中立を求める決議案を国会に提出した。
 金炯オ(キム・ヒョンオ)院内代表が代表発議し所属議員127人全員が署名した決議案は、「憲法は大統領に『憲法順守と守護義務』を付与しているが、盧大統領は公職選挙法違反を繰り返している。さらに中央選挙管理委員会の選挙法違反決定に対し、個人として憲法訴願を提起し憲法と選挙法を順守する意思がないことを表明している」と指摘した。

 また、盧大統領の憲法・選挙法違反は中立な大統領選挙監督義務に反していると同時に公務員に不適切な影響を与える可能性が非常に高いと主張した。次期大統領選挙を公明に行うためには、盧大統領の憲法・法律順守と公正な選挙管理がカギになっていることから、盧大統領に義務を忠実に履行するよう求めている。

 決議案は国会運営委員会に回付され審査される予定だが、開かれたウリ党の反対で上程は難しいとみられる。


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