韓国企業“サムスンディスプレイ”(画像提供:wowkorea)
韓国企業“サムスンディスプレイ”(画像提供:wowkorea)
韓国企業“サムスン”は、韓国の主力ディスプレイ技術であるOLED(有機発光ダイオード)分野で、日本のJOLEDを相手に「特許侵害」の訴訟に乗り出した。

これは、JOLEDが昨年 サムスンを相手に先に特許紛争を起こしたことに対抗した訴訟だとみられる。

日本と韓国の有力ディスプレイ企業たちが、次世代技術であるOLEDにおいて神経戦を繰り広げている。

サムスンディスプレイは、現地時間で去る8日 米テキサスの西部地方裁判所に、JOLED・ASUS(エイスース)を相手に特許侵害訴訟(patent infringement)を起こした。

JOLEDは、日本を代表するディスプレイ企業で、2015年1月 日本政府の主導で官民ファンドである産業革新機構(INCJ)とジャパンディスプレイ(JDI)、ソニー、パナソニックなどが統合して設立したOLED専門企業である。

サムスンディスプレイは、JOLED・ASUSがサムスンディスプレイの特許を無断で侵害した製品を米国市場で販売し、莫大な被害を受けたと主張している。

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