フィリピンは2023年までに、全人口に対して新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を完了させる計画だと、米国のブルームバーグ通信が報道した。

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フィリピン政府のワクチン総責任者カリート・ガルベス氏は10日(現地時間)の上院聴聞会で、早ければ2月からワクチン接種を始めることができるとして、先のように語った。ただ ガルベス氏は、大規模接種は今年の下半期に実施されるだろうと付け加えた。

ガルベス氏は、当局がアストラゼネカ社、ファイザー・バイオンテック社、ジョンソンエンドジョンソン、シノバック社、モデルナ社、ロシアのガマレヤ国立疫学および微生物学センターとのワクチン契約の最終段階にあると語った。

フランシスコ・デュケ保健相は聴聞会で、今年中に集団免疫状態に到達する可能性があると期待感を表した。フィリピン政府は今年、人口の半分以上を接種するワクチン1億4800回分を確保することを目標としている。

フィリピンは、東南アジアで新型コロナによる人命被害が最も多い国である。この日の基準で、新型コロナの累計死者数は9405人である。

英国経済紙のファイナンシャルタイムズ(FT) は、フィリピン内で 当局が新型コロナワクチンを速やかに確保できなかったという非難が高まっていると伝えた。

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