韓国与党“共に民主党”は、月城 原発1号機の閉鎖決定は、国民の安全を守るための当然の措置だと伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国与党“共に民主党”は、月城 原発1号機の閉鎖決定は、国民の安全を守るための当然の措置だと伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国与党“共に民主党”は今日(13日)、ウォルソン(月城)原子力発電所の敷地内の地下水から放射能物質であるトリチウム(三重水素)が検出されたことに関して「月城1号機の閉鎖決定は、国民の安全を守るための当然の措置であることが確認された事件だ」と伝えた。

与党の環境特別委員会・炭素中立特別委員会と、科学技術情報放送通信委員会、産業通商資源中小ベンチャー企業委員会所属の議員たちはこの日、記者会見を開き「20年から30年間 稼働してきた老朽した原発の総体的問題が表れた事件だ。寿命を果たした原発は、いくら修理しても新品にはならない」と伝えた。

この議員たちは「民主党(与党)は、今回の事案を深刻にみている。今月18日午前 月城原子力本部を訪れ 現場調査を実施し、徹底した調査と透明な情報公開を要求する」とし「月城原発の近隣の住民たちと会い、意見を聞き取り、住民たちが安心できる対策が講じられるよう、党次元で力を注ぐ。住民たちが要求している“官民共同調査委員会”の構成も検討する」と語った。

つづけて「原発政策の最優先は安全だ。国民の安全は、何をもってしても代えることができない」と語った。

この日の記者会見に参席したウ・ウォンシク議員は「トリチウムは、福島(原発)の汚染水に含まれている放射能物質の核心だ。内部被曝が起きれば、遺伝子変異が起こり 癌細胞が生じる可能性があるとされている」とし「2011年の発生が予想されている遮水膜の損傷を 2018年8月になって確認し、まだもって解決できていない規制機関と事業者の無能さと無責任、そして地下水がどこに流れていくのかという確認試験もせず、外部の流出はないという“韓国水力原子力”発電会社に対して、呆れるばかりだ」と批判した。

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