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警察が適用できなかった‘特定犯罪加重処罰等に関する法律’(特加法)容疑で起訴できるかどうかに関心が集まっている。
20日、法曹界とメディアの報道によると、検察は李次官の暴行場面が撮られた30秒のタクシー内部の動画を復旧して確保したという。
チャンネルAの報道によると、検察は先月末、タクシー運転手の携帯電話機とドライブレコーダーのメモリーカードを提出してもらい、デジタルフォレンジックを進めて動画を復元した。映像には、李次官が運転手の首をつかむ姿などが映っているという。
これに先立ち、タクシー運転手は昨年11月、ドライブレコーダーのメモリーカードに映像がないという警察の言葉を聞き、映像を扱う専門業者を訪れて映像を確認し、携帯電話で撮影したものと伝えた。
報道によると、メモリーカードの映像は、その後再びドライブレコーダーに装着して録画と削除が繰り返され、デジタルフォレンジックで復旧できなかったが、検察は携帯電話から動画を復旧した。
李次官は昨年11月上旬、ソウル市ソチョ(瑞草)区のマンション前で、酒に酔ったままタクシー運転手の胸ぐらを掴み、警察の取り調べを受けた。警察は、タクシー運転手が李次官への処罰を望まないという意思を明らかにしたことを考慮し、捜査終結で事件を終結させた。
その後、事件がメディアの報道を通じて知られ、運転中の交通機関の運転手に暴行を加えた場合、加重処罰となる特定犯罪加重処罰等に関する法律(特加法)違反の疑いを適用しなかったところ、‘大目に見ている’という論乱が起きた。
市民団体は、李次官を最高検察庁に告発し、ソウル中央地検は、最高検察庁から移された市民団体の法務部次官および瑞草警察署関係者らに対する追加告発事件並びに警察捜査チームなどに対する職務遺棄捜査依頼事件を刑事5部に割り当てた。
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