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ソウル地方警察庁は24日、捜査部長を団長とする13人規模の聴聞・捜査合同真相調査団を構成し、当該疑惑に対する調査を始めた。
真相調査団は、李次官事件の担当者が当該映像の存在可否を知った時点、ソウル市ソチョ(瑞草)警察署のチーム長、課長、署長への報告可否など、関連疑惑に対し徹底的に調査する方針だ。
これと共に警察は、ドライブレコーダーの映像を確認し、何の措置も取らなかったA巡査部長に対し、待機発令の措置を下した。
警察関係者は「調査結果によって違法行為が発見された場合、地位の上下を問わず厳正に捜査する予定だ」と述べた。
これに先立ち、タクシー運転手のB氏はテレビ朝鮮とのインタビューを通じ、昨年11月、瑞草警察署の担当捜査官に携帯電話で撮影したドライブレコーダーの映像を見せたと報道した。
警察はこれまで、暴行事件当時のドライブレコーダー映像を確保できなかったと明らかにしてきた。
しかし、ドライブレコーダー映像の復旧を扱う会社関係者が、警察に映像は復旧したという事実を伝えたという主張も出ている状況で、瑞草警察署の捜査官が映像を確認しながらも黙殺したことが明らかになり、‘見逃し捜査’疑惑がまた水面上に浮上している。
一方、李次官事件を捜査している検察は最近、タクシー運転手の携帯電話とドライブレコーダーのメモリーカードを提出してもらい、デジタルフォレンジックを進め、李次官に関連する暴行動画を復元したという。
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