“新世界野球団”3月正式発足へ「長期的にドーム球場など積極的な投資」=韓国(画像提供:wowkorea)
“新世界野球団”3月正式発足へ「長期的にドーム球場など積極的な投資」=韓国(画像提供:wowkorea)
新世界グループが韓国プロ野球SKワイバーンズを買収した。新世界グループの新しい野球団は4月からの2021シーズン開幕を約1か月後に控えた3月に正式にスタートする予定だ。

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 新世界グループは26日、SKワイバーンズを買収する方式で、KBOリーグ韓国プロ野球の新規会員加入を推進すると公式発表した。

 同日、SKテレコムと新世界グループは、SKワイバーンズを新世界グループが買収することに合意し、関連MOUを交わした。

 新世界グループがSKワイバーンズを買収したのはKBOリーグ40年の歴史で企業間野球団を譲受・譲渡した歴代6番目の事例となる。2001年、起亜自動車がヘテ・タイガーズを買収して以来、20年ぶりのことだ。本拠地は「インチョン(仁川)」を維持する。

 最も大きな関心を集めた選手団の場合、100%雇用承継するという方針だ。

 新世界グループは「コーチングスタッフを含む選手団とフロントなどを100%雇用承継することにした」とし「これを通じてSKワイバーンズが築いてきた仁川野球のヘリテージを引き継ぐ」と強調した。

 また、新世界グループは既存のSKワイバーンズを買収し、今よりさらによいチームへと発展できるよう、惜しまぬ投資を行うという構想だ。インフラ投資を通じて野球の発展に寄与するという意思を明確にした。新世界グループの関係者は「練習施設の拡充を通じて優秀な選手を発掘・育成し、選手団の技量向上を助けるための施設改善にも支援と投資を惜しまない」と強調した。

 長期的にはドーム球場などの多目的施設の建設も推進するという意志を示した。新世界は「プロ野球1000万観客時代をファンとともに作り上げるため、ファンと地域社会、関係機関の意見を集めて、長期的にドーム球場を含めた多目的施設の建設を推進するなど、インフラ拡大にも積極的に乗り出す計画」と説明した。

 一方、この日双方がMOUを締結したことを受け、新世界グループはできるだけ早く球団発足に関する実務協議を終えて、開幕準備に拍車をかける計画だ。

 新世界グループはすでに創立準備のための実務チームを構成しており、シーズン開幕に合わせて支障なく準備を続ける方針だ。

 関心を集める球団のネーミングやエンブレム、キャラクターなども近く確定し、3月中に正式にスタートする計画だ。

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