米ホワイトハウスは、この日発表した米韓首脳電話会談に関する記者会見で、両首脳が米韓同盟の強化、対北朝鮮政策における調整をはじめ、ミャンマーのクーデター、新型コロナウイルス感染症、気候変動などについて対話を交わしたと明らかにした。
米ホワイトハウスは、米韓首脳電話会談の後に行われたオーストラリアのスコット・モリソン首相との電話会談に関する記者会見では、「中国に対する対処」について議論されたと明らかにした。
また、米ホワイトハウスは、先月に行われた日米首脳電話会談に関する記者会見で、「両首脳が、中国と北朝鮮を含む地域の安全保障問題について議論した」と明らかにしている。
本来、韓国・オーストラリア・日本は、伝統的に米国の友好国であるはずだが、韓国だけ「中国に対する対処」について言及されることはなかった。
ところが、韓国大統領府によると、ムン・ジェイン(文在寅)大統領とジョー・バイデン大統領は、この日行われた電話会談で、中国についての意見を交換した。大統領府のカン・ミンソク報道官は記者会見で、「ミャンマー、中国などその他の地域情勢に関しても(両首脳が)意見を交わした」と伝えた。
「米中綱渡り外交」を余儀なくされている韓国の状況を考慮したとき、韓国が米国と手を握って、中国を相手に積極的に対応をすることは難しいと判断したため、韓国だけ「中国に対する対処」について言及しなかった可能性があるとする見方が多くなっている。
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