韓国“兪氏”「米国も辞退の意思を尊重」…「次期局長と積極的に協力」＝次期WTO事務局長選出

きのう（5日）WTO（世界貿易機関）事務局長の候補を辞退した韓国のユ・ミョンヒ（兪明希）通商交渉本部長は「辞退に対する意志決定を米国政府も尊重し、これを基に（米韓間で）緊密に調整してきた」と伝えた。

ユ本部長はこの日の午後、韓国ソウルの政府庁舎で開かれた会見で、“米政府の反応”を問う質問に先のように答えた。

ユ本部長は、今後の手続きについて「WTOに辞退の意思を正式に伝え、これによって加盟国間での緊密な協議を経て 特別一般理事会が開かれ、コンセンサス（意見の一致）が導き出されるよう推進されていくものと考える」と語った。

ユ本部長は「次期WTO事務局長と積極的に協力し、務めていく計画だ」とし「WTOが21世紀の課題をきちんと解決していけるよう、韓国の経験を基に提案を掲げ、主要国たちと共に意見交流および協力しながら成果を出していけるよう、積極的にその役割を果たす」と語った。