「ユ・ヒヨルのスケッチブック」に出演した「TREASURE」。(画像:画面キャプチャ)
「ユ・ヒヨルのスケッチブック」に出演した「TREASURE」。(画像:画面キャプチャ)
2月5日(金)放送の「ユ・ヒヨルのスケッチブック」(KBS第2)第527話に、YGエンターテインメント(以下、YG)の大型新人ボーイズグループ「TREASURE」が初出演した。同番組はアンテナミュージックの代表であり、プロデューサー兼歌手のユ・ヒヨルがMCを務める人気音楽番組。ユ・ヒヨルは最近、YG所属の「SECHSKIES(ジェクスキス)」とコラボをしており、YGとは何かと縁が深いのでトークも弾んだ。

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12人をステージに迎えたユ・ヒヨルはメンバーたちを見て、高校の担任の先生と学生みたいだと大笑い。確かに絵面がそうだ(笑)。そんな担任の先生のようなユ・ヒヨルに対し、バン・イェダムは「出演するのが夢だった番組だし、ユ・ヒヨル先輩と会いたかったメンバーたちもたくさんいるので、この場にいることがとても光栄です。プレッシャーもあり、緊張もしています」と初出演の初々しい感想を伝えた。

実はバン・イェダムとユ・ヒヨルの縁は「K-POPスター」から。あれからもう8年の歳月が流れたと懐かしんでいた。つまり、バン・イェダムは練習生期間が7、8年あったということになる。「デビューした日に泣いたんだって?」と話を振られると、「それまでデビューするという感覚があまりなかったけれど、実際にデビューが近づいてきたら、練習してきた日々が走馬灯のように駆け巡り、ご褒美をもらったようで、意志も出てきたので、涙が出たのだと思います」と振り返った。

ちなみに、ユ・ヒヨルは「SECHSKIES」のレコーディングでYGに行った際、コーラスが必要で、そこにいたプロデューサーたちにコーラスが上手い人を紹介してほしいと言ったら、バン・イェダムを推薦され、プロデューサーたちがバン・イェダムをすごく褒めていたのだとか。それを聞き、「ありがとうございます」とサムズアップをして喜ぶバン・イェダムだった。

そして、新人の必須コースである一発芸コーナーでは、さまざまな魅力を発揮したメンバーたち。まず、リーダーのジフンは演技が好きだというソン・ガンホのモノマネを披露。映画「パラサイト 半地下の家族」での有名なセリフ「お前、いつも計画があるんだな」を再現したが、若干スベった?

すぐにもう一つあるとし、バン・イェダムがイ・ソンギュンの役となり、タクシーでのワンシーンを掛け合いで再現。ところが、「ちょっと待って。イェダムの方がもっと上手いじゃん!」とユ・ヒヨルが大爆笑。おいしいところを持っていかれたジフンだったが、「リーダーはメンバーたちを輝かせる役割でもあるので」とセンスよく切り返し、その場をしのいだ。

その後、末っ子のソ・ジョンファンとマシホがカッコよくアクロバットを決め、メンバーたちが盛り上がっていると、ジフンが先ほどのリベンジなのか、「お前、一発芸があるんだな」とセリフをアレンジして、ソン・ガンホのモノマネをぶちこみ、ユ・ヒヨルを爆笑させた。さすがリーダー、ハートが強い(笑)。

そんな中、一発芸の締めくくりは、やはりバン・イェダムだった。アンテナ所属サム・キムの「Make UP」を甘い声で熱唱。本人は、記憶がないぐらいすごく緊張したと言っていたが、うっとりする歌声を会場に響かせていた。

また、アルバムの紹介でユン・ジェヒョクが緊張していたのか、言い間違いをしたり、力が入りすぎてカミカミで、もう一人のリーダー、チェ・ヒョンソクからレクチャーされる場面も面白かった。ユ・ヒヨルからは「目が離せない魅力があるね。流暢すぎても耳に入ってこないことがあるから。(曲紹介で)あんなに哀切なまなざしは初めて見たよ」と興味を持たれ、インパクトを残すことには成功した。

今後の夢について、ハルトは音楽番組で1位になること、ドヨンは状況が良くなったら、ファンの前でエネルギーを届けながら、一緒に思い出を作れる楽しいステージをすることが夢だと話し、パク・ジョンウは個人的にユ・ヒヨルと一緒に音楽作業をやってみたいと声を弾ませた。最後にアサヒがファンに向け、「いつも応援してくださってありがとうございます。僕たちもTREASURE MAKER(「TREASURE」のファンネーム)の皆さんも幸せで元気に過ごせたらうれしいです」とあいさつをし、トークパートを締めくくった。

ステージでは、「MMM」のRock Ver.をステージ初披露。息ぴったりのシンクロダンスに加え、エンディングのクローズアップはハルトがカッコいい表情でキメた。そして、「MY TREASURE」でもメンバーそれぞれの魅力が際立っていた。

今回、この番組を通して、初出演の初々しさもありつつ、親しみやすさを感じさせる楽しいトーク、完成度の高いパフォーマンスでファン以外の視聴者にも“グローバルスーパールーキー”の資質をしっかりと印象付けたのではないだろうか。

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