「KCON」は2012年から米国、フランス、オーストラリア、メキシコ、日本などで計24回開催され、累計110万人を集めた。昨年は新型コロナウイルスの流行を受け「KCON:TACT」と題してオンラインで2回開催され、K―POPアーティスト計60組が出演し、世界の韓流ファン計845万人が視聴した。
来月のKCON:TACT 3では、KCONを通じて把握された地域別の人気要素とファンの特性を反映した地域特化型コンテンツが新設される。米国と日本のKCONで人気のコンテンツだった現地のインフルエンサーによるワークショップやファンミーティングプログラムなどが、各地域に合った時間帯と言語で配信される。
CJ ENMが運営する音楽専門チャンネル、Mnetならではの差別化された演出力が光るコンサートステージも配信する。「ワールドツアー」をコンセプトとし、オープニングステージからスペシャルエンディングステージまで、ストーリー仕立てのコンサートをファンに届ける。過去のKCON開催地を技術で再現し、K―POPアーティストとワールドツアーに旅立つかのようなムードを演出するという。アーティストのさまざまな音楽性を伝えるスピンオフショーも準備中だ。
また、アーティストとのミート&グリート(交流会)では、ファンにより多様な形の経験を提供する。ファンがアーティストと共にテーマに合ったコンテンツに直接参加したり、リラックス感のあるセットにアーティストを招待してトークを交わしたり、アーティストが普段好んで聴く音楽をファンと共有したりする形を取るという。
日本など海外からは、動画投稿サイト「ユーチューブ」のKCON OfficialチャンネルとMnet K―POPチャンネルを通じてイベントに参加できる。
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