韓国・ポスコ浦項製鉄所で30代労働者が死亡、「安全第一」の経営方針を発表後わずか5日後の事故…会長が謝罪(画像提供:wowkorea)
韓国・ポスコ浦項製鉄所で30代労働者が死亡、「安全第一」の経営方針を発表後わずか5日後の事故…会長が謝罪(画像提供:wowkorea)
ポスコのチェ・ジョンウ会長が、労働者の死亡事故と関連し、遺族と国民に謝罪した。

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 ポスコは17日、チェ会長が去る16日ポハン(浦項)製鉄所を訪問し、現場の安全管理状況を点検、また遺族と国民に謝罪したと明らかにした。

 浦項製鉄所は、ポスコ社内下請業者所属の35歳の労働者Aさんが死亡する重大事故が発生した場所だ。

 Aさんは、旧正月連休を3日後に控えた去る8日、コンベアローラーの交換作業中にコンベアに鉄鉱石を注ぐアンローダーが作動し、機械に挟まれて死亡した。

 この事故は、チェ会長が安全を最優先にするという経営方針を発表してからわずか5日後に発生。さらにチェ会長が事故現場を訪問したのは、事故発生から8日後のことだった。

 チェ会長は「理由に関係なく、会社の最高責任者として遺族の皆さまに心からお詫び申し上げる」とし「率直な対話を通して、遺族の方々が要求する追加内容があれば、それを最大限に反映したいと考えている」と明かした。

 また、チェ会長はこの日、協力会社の代表らと共に事故現場を訪問し、作業時に起こり得る危険要因に関して説明を受けた。協力会社の全ての整備作業について、ポスコ職員もTBM(Tool Box Meeting/施工現場で作業開始前にその日の安全や段取りについての打ち合わせ)に必ず参加することを確認し、署名するよう強く要請した。

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