ピーターソン教授はきのう(17日)コリアネットに掲載した「慰安婦、再び韓国を刺激する日本」というタイトルのコラムで「ラムザイヤー教授の論文は、被害者たちが どのように強制的に、または騙されて慰安婦になったのかについては比重を置かず、弁護士たちだけが読みこなすことのできる法的なテーマだけに限定している」とし「第2次世界大戦当時の行為を隠す日本の醜い姿が、2021年にも再び頭をもたげている」と伝えた。
ピーターソン教授は「第2次世界大戦当時 慰安婦として連行されていった被害者たちの事は、韓国のどこででも知ることができた」として、日本による植民地時代 慰安婦の強制動員から逃れるためにハルピンに行った女性の話を紹介した。つづけて「ラムザイヤー教授の論文は、国が許可した遊郭でなされた売春に関する法的な問題についてだけ論じている」とし「法的な問題以外には、慰安婦について包括的に論じようとしていない」と説明した。
ピーターソン教授は「法学者は 戦争時の法的問題について扱うことは可能だが、この論文が内包している意味は もうあまり生存していない元慰安婦たちの人生とすでに亡くなった元慰安婦への名誉棄損であり、互いに溝が深まっている隣国間の不信と憎悪に火をつけることだ」とし「問題を断片的にみているため、かなりの弊害を生んでおり、彼の論文は日本に対する韓国の長い間の反感・不信・憎悪に火をつけた」と批判した。
また 日本政府については「慰安婦問題を否定する立場に固執してきたのであり、毎回 傷が癒える前に、そのかさぶたを剥がしてしまった」とし「日本は、戦犯国家として示すべき謝罪と同情とはかけ離れている」と指摘した。つづけて「果たして いつになったら日本と日本を代表する全ての人々が、20世紀初め 自国が犯した戦犯行為に対する正当化を止め『申し訳ない』と言うだろうか」と、コラムを締めくくった。
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