最初の接種対象である療養施設側は「ワクチン接種には同意したが、怖い」という立場を示した。
一部は「ファイザー製ワクチンを望んだ」とし、アストラゼネカ製ワクチンに対する副反応および高齢者の接種効果に対する懸念を迂回的に示したりもした。
22日、京畿道と道内の療養施設などによると、26日から療養施設の従事者および満65歳未満の入所者に対するアストラゼネカ製ワクチン接種が始まる。
2~3月の京畿道の接種対象者は、療養施設の従事者および入所者7万3000人、高リスク医療機関の保健医療スタッフ6万7000人、新型コロナウイルス対応スタッフ1万4000人など15万4000人である。
こうした中、道内のA療養病院の関係者は「ファイザー製ワクチンを強く推薦した。しかし、私たちが接種するのは違う」とし、アストラゼネカ製ワクチンに対する懸念を示した。
また「医療陣の間でもアストラゼネカ製ワクチンに対する安全性について悩みが多かった」とし「(接種後)の反応やさまざまな副反応も知る必要があるので参加を決めた。患者や介護者に対する義務感から接種を決心したと考えればいい」と付け加えた。
B療養院の関係者は「(アストラゼネカ製ワクチン)副反応で脊椎側にまひ症状があるというニュースを聞いたことがあり、かなり怖い」とし「現在、こちらの接種対象者の90%以上が申請している状態だが、いざ接種の時には拒否する人も出ると思う」と述べた。
C療養院側は「保健所で接種意思を確認し、入所者など需要調査を通じて大部分同意した」としながらも、「アストラゼネカ製ワクチンは海外で論争があると聞いている。免疫力が落ちた患者が接種を受けても大丈夫なのか心配だ」と語った。
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