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今回はシリーズ歴代最多となる1万2000人の応募があり、300分の1の確率をかいくぐって選ばれた40人の精鋭ラッパーたちが登場。その内訳をみると、高1が10人、高2が15人、高3が10人、そして、まもなく高1になる中3が5人だ。前シリーズ「高等ラッパー3」では女性ラッパー、イ・ヨンジが優勝したが、今回女子高生が一人もいないというのも特徴だろう。
初回放送では、最初のミッション「出席チェック:ラップ探索戦」が繰り広げられた。これは初めて導入されたミッションだが、脱落者はなし。ランダムに名前を呼ばれた人から一人ずつステージに出て、ラップを披露し、それを高校生たち40人が10点満点で評価するというものだ。つまり400点満点となるわけだが、なかなか300点を超える人が出ない状況が続く、という展開に。
そんな中でも、300点超えをしたのが、「SHOW ME THE MONEY 8」(Mnet)に出演した当時、確かな実力で注目を集めたチョン・ヒョンジュンとキム・ミヌ。チョン・ヒョンジュンは305点、キム・ミヌは317点だった。また、「高等ラッパー3」に続き、再挑戦するソン・ミンジェも317点を記録した。
そして、放送最後には誰もが注目するキム・ウリムが登場。「SHOW ME THE MONEY 777」と「SHOW ME THE MONEY 9」で強烈な印象を残し、PSYが運営するレーベル「P NATION」に加入したD.ArKだ。「高等ラッパー4」で優勝し、次の「SHOW ME THE MONEY 10」でも優勝すると意気込み、今回誰にも知られず志願したという。結果は次回に持ち越しだ。
他にも、注目されるラッパーたちはまだまだいる。ビジュアルNo.1はパン・ジュニョク。「TEENTOP」や「UP10TION」が所属するTOPメディアの新人ボーイズグループ「MCND」のWIN(ウィン)だ。登場するや、他のラッパーたちもざわつくほどのイケメンで、「普通にイメージするラッパーのビジュアルとは全く違う」と感嘆の声が上がった。誰が見てもアイドルのビジュアルだ。そんなパン・ジュニョクと練習生時代を共に過ごしたというキム・セヒョンも登場。現在は、「AB6IX」が所属するBRANDNEW MUSICでアイドルを準備しているという。
さらに、最近ヒップホップシーンで、10代が注目する“ホットルーキー”キム・ジェハ、パク・ジェボムのラブコールを受け、H1GHR MUSICに所属しているイ・スンフン、10代ラッパーたちの間で「Big Boss」と呼ばれるイ・ジョンウン、「高等ラッパー2」出身のイ・イェチャン、「K-POPスター6」出身でデュオ「Boyfriend」として活躍したパク・ヒョンジンら実力と知名度を兼ね備えたラッパーたちも。
制作発表会で、メンター(指導者)のパク・ジェボムが「際立っているエースがいない。皆が上手い」と言っていたが、それだけ全体のレベルが高いので激しいバトルになりそうだ。歴代最強と言われるメンター陣にはThe Quiett&YUMDDA、Simon Dominic&Loco、パク・ジェボム&pH-1&WOOGIE、CHANGMO&Way Chedといったヒップホップシーンを代表するアーティスト9人4組が名を連ねている。The Quiett以外は全員「高等ラッパー」初登場なので、それも新鮮であり、高校生ラッパーたちをどう成長させていくのかも見どころの一つだ。
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