「ワクチン普及でも数万人の死者が発生する」…「完全退治はできない」＝英研究チーム

英国では 新型コロナウイルス感染症ワクチンの普及でも、来年夏までに5万6000人の死者が発生するだろうという見解が伝えられた。

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23日（現地時間）米国のウォールストリートジャーナル（WSJ）によると、英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは、新型コロナによる死者が更に数万人発生するだろうと伝えた。

この専門家たちは、ワクチンが速やかに普及される中 感染率が低くなっているが、それでも新型コロナの完全な終息を期待することは難しいと説明した。

英国ウォーリック大学の専門家たちも同様の展望値を出しているが、彼らの予測は全て英国のワクチン普及率が政府の目標値に到達することを前提としている。

現在 英国ではワクチン接種により高齢者の感染率が大きく低下しているが、ワクチンが感染を100%予防できず 国民全体がワクチンを接種したわけではないため、新型コロナが完全に終息することはないだろうと、専門家たちは指摘している。

それだけでなく ワクチンの効力を無力化させる変異種のウイルスが登場する可能性があり、ワクチン接種を拒否する人々もいることから、実際には 予想より多くの被害が発生するものとみられる。

専門家たちは、新型コロナが今後 インフルエンザのような疾病になるだろうとし「新型コロナは今後数年間、冬ごとに問題となるだろう」とみている。