韓国野党第一党“国民の力”は今日(25日)、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の“プサン(釜山)行き”について「露骨に中立義務を違反し、選挙に介入するという宣戦布告を意味する」と強く批判した。

“国民の力”はこの日、報道官の論評を通じて「補欠選挙の歴史に恥辱として記録される“官権選挙”だ。青瓦台(韓国大統領府)は、釜山市民を何だと思っているのか」と伝えた。この日 文大統領は釜山を訪れ“東南権メガシティ”構築の戦略報告”行事に参席した。

野党側は、4月の補欠選挙を控えた状況での文大統領の訪問は、「選挙介入だ」と指摘した。

“国民の力”の報道官は「争点となっている選挙公約の震源地を訪問する目的を『ニューディール』という言葉通りに信じる国民がいるだろうか」とし「むしろ 与党所属のオ・ゴドン(呉巨敦)前釜山市長による性犯罪に対して国民に申し訳なさを示し、また自分が作った党の規約まで変えて、与党候補を出したことに対する謝罪のために釜山に行ったとするならば、恥ずべき過ちを自覚しているのだと考えるだろう」と批判した。

つづけて「昨年4月の総選挙の時も、選挙激戦地を回った文大統領だ。そのようにみると この政権の選挙介入は、別段新しいことではない日常的なものとなっているようだ」とし「自分たちの過去の野党時代には、隙さえあれば与党批判に明け暮れていた民主党(現与党)に鏡を渡したい。文大統領に対して果たして何と言うだろうか」と訴えた。

また「敗色の濃い釜山を占領しようと、手段と方法を問わず爆走する姿が哀れだ。2021年の青瓦台の暦には、4月7日までしかないのか」と付け加えた。

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