韓国ドラマ「新米史官ク・ヘリョン」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
MBCドラマ「新米史官ク・ヘリョン」15、16話では、リム(チャ・ウヌ(ASTRO))が民のために新しい治療法を認めて王(キム・ミンサン)と激しく対立する様子が描かれた。
平安道の村で子どもたちを治療中だったモファ(チョン・イクリョン)と村の医師たちから人痘法という医術を紹介されたリムは「民の命を担保に危険を冒すことはできない」と禁じた。
モファの治療と看病で子どもたちが回復していく姿を確認したヘリョンは、山の中の廃家の幼い子どもたちを連れてくるため、再び向かったが、遅すぎた。ヘリョンは子どもたちを救えなかったと自分を責めて涙を流した。
泣いているヘリョンに、モファは一冊の本を差し出した。それは牛痘汁で天然痘を治療する種痘法について書かれた「牛痘法書」だった。人痘法は人間の膿汁を注入する治療法で、牛痘法は天然痘にかかった牛の膿汁を人間に注入して治療する方法だった。
ヘリョンはリムに「牛痘法書」を渡した。一晩じゅう悩んだリムは、モファを呼んだ。モファはその書籍に出てくる医女が自分だと明かした。20年ほど前、ソレ院というところで師匠と共に牛痘法を研究しながら書いた本だと説明した。
牛痘法に対するモファの確信に、リムは「私にその注射を打つことができるか」と聞いた。翌日リムは民が見ている前で自分の体に牛痘注射を打った。数日寝込んで回復し、牛痘法の効果を確認したリムは、これを民に伝えた。
平安道はリムのおかげで多くの人が牛痘法での治療を受けて、少しずつ活気を取り戻した。そして数日後、漢陽に戻る準備を終え、出ていく直前に深くお辞儀をする民の姿を見たリムの胸は、湧き上がる感動に包まれた。
王は、リムの独断的な行動に腹を立てていた。リムはこれを予想していたように、すぐに王の前でひざまずいた。王は「お前なんかが民にあれこれ言いやがって。普段宮廷の隅に閉じこもっているお前が何なんだ」と怒鳴りつけると、リムはこみ上げる悲しみを必死でこらえた。
Copyrights(C) OSEN wowkorea.jp 5