国会本館前で出馬宣言式を行った千議員は、「守旧既得権勢力に勝てる候補が出なくてはならず、開かれたウリ党の過ちを反省し、変化しようという意志を持たなくてはならない。千正培が新たな希望であり代案だ」と立候補への意気込みを示した。
1月にウリ党を離党した千議員は、庶民と中産層の生活は苦しく、1987年に民主化を求めて行われた全国レベルのデモ「6月抗争」以来20年間に築き上げた民主主義がすべて崩れ落ちる危険が高まっているとし、これはウリ党の過ちのせいだと指摘した。その上で、自身の責任は大きく心から反省していると述べ、「国民と通じ合う大統領になり、国民の元に戻っていきたい」との考えを明らかにした。
また、ハンナラ党が政権を取れば民主主義が破たんし歴史を過去に戻すことになると批判するとともに、ハンナラ党に勝つことこそが時代と歴史の命令だと強調した。
千議員は、自身が作りたい国は民生が強い大韓民国であり、次期政権は民生政府と命名したいとの考えを示し、人間中心の成長、二極化の解消、公正な社会、平和実力国家の実現を4大政策目標として提示した。
また、朝鮮総督が居住していた植民地時代の恥辱と権府の象徴である青瓦台(大統領府)を別の場所に移転し、跡地を国民に返還するとの計画を明らかにした。
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