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韓国 きょうのニュース(3月9日)
◇ワクチン副反応936人増え4851人 接種後の死者計13人に 韓国の疾病管理庁を中心に政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」によると、ワクチン接種による副反応とみられる症状が9日午前0時までに新たに936件報告された。接種後の死者は前日から2人増え、計13人。先月26日にワクチン接種を開始して以降、副反応の報告は累計4851件となった。◇新規コロナ感染者 400人台半ばに増加 中央防疫対策本部は9日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から446人増え、累計9万3263人になったと発表した。市中感染が427人、海外からの入国者の感染が19人だった。1日当たりの新規感染者数は前日に346人と、3日ぶりに300人台に低下したが、この日は前日より100人多く、再び400人を超えた。◇米大学教授の慰安婦論文への批判論 海外大手メディアが続々報道 米ハーバード大ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授が旧日本軍の慰安婦を「売春婦」と見なす論文を発表した問題で、世論への影響力の大きい海外メディアが同氏の歴史歪曲(わいきょく)とその主張に対する批判論を相次いで報じている。英紙ガーディアンは8日(現地時間)、「ハーバード大教授が旧日本軍慰安婦に関する主張で怒りを買った」と題した記事で、ラムザイヤー氏の論文が招いた事態を報じた。◇在韓米軍駐留経費 米国務省「6年間有効な合意に到達」 米国務省は8日、在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める交渉について、韓国と米国が6年間有効な合意に至ったと発表した。同省のプライス報道官は記者会見で、両国は署名と発効に向け、協定の仕上げに必要な最終手続きを共に進めていると伝えた。プライス氏は「両国双方に利益になる合意だということが近いうちに分かるだろう」と述べるにとどめ、具体的な期間や韓国の負担の引き上げ率など合意の詳細については言及しなかった。◇コロナワクチン接種しても感染 効果出るまで時間必要 新型コロナウイルスワクチンの接種後に感染が確認される例が報告され、ワクチンに対する懸念の声が上がっている。これに対し、医療界はワクチンが効果を発揮するには一定期間が必要だとして、ワクチンの効果を疑問視する声を否定した。また、ワクチンは新型コロナの感染を100%予防するものではないとして、接種後も防疫規則を必ず守るよう呼び掛けた。◇4月のソウル市長選 与野党一騎打ちなら野党候補優勢 韓国の世論調査会社、エムブレインパブリックが発表した調査結果によると、4月7日に実施されるソウル市長補欠選挙で、野党陣営が候補を一本化して中道野党「国民の党」候補の安哲秀(アン・チョルス)党代表を統一候補とした場合、46.2%の支持率で革新系与党「共に民主党」候補の朴映宣(パク・ヨンソン)前中小ベンチャー企業部長官(38.7%)をリードした。保守系最大野党「国民の力」候補の呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長に野党候補が一本化された場合も、呉氏の支持率が43.1%と朴氏(39.3%)を上回った。