【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の電子商取引(EC)大手クーパンが11日(米東部時間)、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。終値は1株当たり公開価格(35ドル=約3800円)を40.7%上回る49.25ドル。ヤフーファイナンスによると、クーパンの時価総額は終値ベースで886億5000万ドルに上った。同社には日本のソフトバンクグループが出資している。 クーパンの上場初値は公開価格の81.4%高となる63.50ドルをつけ、取引時間中に一時69.00ドルまで上昇した。その後、上げ幅を縮小し、50ドル手前で引けた。 ブルームバーグ通信などによると、米国での新規株式公開(IPO)で、クーパンは2019年の米ウーバー、海外企業としては14年の中国・アリババ集団以来の大型案件となった。 クーパンは45億5000万ドルを調達したとみられる。 また、2015年と18年に計30億ドルをクーパンに投資しているソフトバンクグループは、クラスAと呼ばれる普通株式を37%保有することになる。 クーパンの
キム・ボムソク取締役会議長はロイター通信に、「インフラと技術にさらに数十億ドルを投じ、5万人の雇用を生み出す」と語った。
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