“性的暴行疑惑”の「猿真似」キ・ソンヨン側「法的措置を26日中に提起…証拠を公開して」

韓国プロサッカー選手キ・ソンヨン（奇誠庸、32）側が、自分から被害を受けたと主張する被害者側に法的責任を問う考えを示した。

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　キ・ソンヨン選手の代理人は17日、「相手側が主張する確実な証拠が真実なら、最も被害を受けるのはキ・ソンヨン選手だ」とし、「そのキ・ソンヨン選手が証拠を公開することを望んでいるため、公開に法的な障害はないだろう。相手側は確実な証拠に他の人が登場するという理由を挙げているが、保護しようとする他の人に対する保護措置を行い、公開すればよい」と伝えた。

　また、「相手側が真実を明らかにするその確実な証拠を国民の前に公開するが、また別の障害理由があればいつでも言ってほしい。相手の目に確かな証拠だと大言壮語する証拠を国民の前に公開するうえで、障害になる事由をすべて取り除く」と付け加えた。

　特に「相手側に対する法的責任を問うための法的措置は3月26日までに提起する」とし、訴訟を予告した。

　これに先立ちキ・ソンヨン選手の被害を受けたと主張する人物たちは先月26日、パク・ジフン弁護士らを通じて、「十分で明白な証拠を確保している」とし、キ・ソンヨンと所属チームだけでなく、一般にも証拠を公開すると主張していた。これに対してキ・ソンヨンは先月27日「証拠があれば早く公開し、証拠がなければ謝罪すべきだ」と反論した。

　一方、MBC「PD手帳」は去る16日の放送で、被害者だと主張したD氏とパク・ジフン弁護士のインタビューを公開した。また「PD手帳」はパク・ジフン弁護士側の証拠があると主張しながらも、「被害者側は証拠を法廷で公開することを望んでいる」と代弁した。

　キ・ソンヨン選手の代理人は「昨日の放送は被害者というD氏の涙を流す姿で、国民に無言が真実なのかに対する偏った見方を提供した。番組のためにD氏の肉声を提供したが、ほとんど放送されなかった」と伝えた。

　また、今回の事件について、「誤報記事として出ることを話しており、誤報記事が出れば、キ・ソンヨン選手が名誉毀損で訴えることができる。そんなことは絶対にしないでほしい」と話したD氏の肉声ファイルなどを公開した。

　キ選手は2011年のサッカー日韓戦で「猿真似」の物議を醸していた。