イム・ヒョジュン の最新ニュースまとめ
テグ(大邱)出入国・外国人事務所が17日に告示した官報によると、イム・ヒョジュンは2020年6月3日に中国国籍を取得し、韓国国籍を喪失した。最近、中国への特別帰化の手続きを踏んだといわれていたのとは相反する部分だ。
イム・ヒョジュンの中国帰化が伝えられたのは今月6日だった。当時、所属事務所は「突然のニュースに驚いただろうが、イム・ヒョジュンが中国への帰化を決めた」と伝えた。
続いて「イム・ヒョジュンは2019年6月にあった“同性後輩セクハラ事件”で所属チームと国家代表活動を全くできないまま2年の時間を過ごした」とし、「裁判と連盟の懲戒期間が長くなるにつれ、もう一度太極旗(韓国国旗)をつけて、五輪に出場したいという夢を続けることが難しくなった。選手として、またスケート靴を履いて運動できる方法だけ悩んできた」とし、帰化の背景を説明した。
しかし、イム・ヒョジュンの所属事務所の説明とは違い、帰化の手続きはもっと早く進められた。セクハラ事件が発生してから1年後のことだった。
羞恥心を感じた後輩からのセクハラ申告を受けて、大韓スケート競技連盟はイム・ヒョジュンに1年間の資格停止処分を下した。これを不服としたイム・ヒョジュンは、大韓体育会スポーツ公正委員会に再審を要請したが、棄却された。強制わいせつ容疑で裁判を受けて、昨年5月7日、一審で300万ウォン(約30万円)の罰金刑を言い渡された。
2022年の北京五輪開催国である中国の帰化を提案されたイム・ヒョジュンは、この時、韓国国籍を放棄することを決心した。
イム・ヒョジュンは中国帰化を進めた後も、国内大会に出場しようとした。昨年11月に開かれた第37回全国男女ショートトラックスピードスケート大会には参加申込書を提出したが、出場はしなかった。この時期にイム・ヒョジュンは二審で無罪判決を受けたが、検察の上告により事件は最高裁に係留中だ。
大韓スケート競技連盟の関係者は「イム・ヒョジュン側が連盟に連絡し、国家代表選抜戦の出場可否などについて問い合わせたため、それに答えた。ただし、帰化については、選手個人が進めた部分なので、当時は全く知らなかった」と伝えた。
イム・ヒョジュンの所属事務所の関係者は、イム・ヒョジュンの中国帰化の時期について、「われわれもよくわかっていなかった。これについて具体的に申し上げる言葉はない」と伝えた。
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