韓国の政党支持率(2021年3月第3週の週間集計)(画像提供:wowkorea)
韓国の政党支持率(2021年3月第3週の週間集計)(画像提供:wowkorea)
韓国の“3月第3週 週間政党支持率”の世論調査で、野党第一党“国民の力”は、与党“共に民主党”を3週連続で上回ったことがわかった。特に“国民の力”は、ソウルとプサン(釜山)で与党との差を拡げ、7か月ぶりに最高値を記録した一方、与党は 韓国土地住宅公社(LH)の職員たちによる土地投機疑惑の影響、さらに故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長(与党所属)によるセクハラ被害者の記者会見が開かれたことで、与党の2次加害への否定的な世論が形成されるなど、現政権発足以降の最低値を記録した。

韓国世論調査専門企業“リアルメーター”による調査の結果、“国民の力”の支持率は 前週対比で3.1p上昇した35.5%を記録し、与党は2.0p下落した28.1%を記録した。“国民の力”は2020年8月第2週の調査(36.3%)以降の最高値を記録した一方、与党はこれまでの最低値であった2020年12月第4週と今年1月第1週(29.3%)から更に下落した。

来月 補欠選挙が行われるソウルでは、“国民の力”が38.9%、与党が26.2%と記録され、その差は12.7pとなった。これは 前週(8.8p)より差が開いたかたちとなった。

また 同じく補欠選挙が行われる釜山でも、“国民の力”が42.0%、与党が23.5%という結果となった。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96