朱豪英、国民の力院内代表(画像提供:wowkorea)
朱豪英、国民の力院内代表(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局がチュ・ホヨン(朱豪英)国民の力院内代表の「コロナのワクチン量が十分でないため、政府は4月7日の再補欠選挙を意識して、接種をゆっくり行っている」との発言に対し「政治的な理由で接種の日程を調節することなどあり得ない」と一蹴した。

疾病管理庁は23日午後「できるだけ早いスピードで接種を行うよう最善を尽くしている」とし「接種の日程は当初発表した計画に合わせ、対象者の把握および同意、接種日程の予約およびワクチン供給の過程などを経て、順次施行されている」と述べた。

これに先立ち、朱院内代表はこの日、院内対策会議で「最近になって1日当たりの接種人数は2万人以下で、接種能力が2~3%しかない」とし「きちんと接種すればワクチンがなくなり、4月7日の選挙まで空白期間が残り、(そんな姿を)国民に見せられないため、能力があるにもかかわらず接種をゆっくり行っている状況のようだ」と疑いを示した。

続いて「当初、政府が確保したファイザー、モデルナワクチンが十分だったら、65歳を基準に年齢を分けて接種対象を細分化し、1日当たり2万人にも満たない人にゆっくり接種する理由は全くない」とし「家が大火事になっているのに、消防ホースで水をまくことができず、ひさごで水をすくって消しているだけだ」と皮肉った。

これについて疾病管理庁は「1日当たり最大接種可能な115万人は、今後使用可能なすべての医療インフラを開所した場合を推定したもの」とし「これは250の接種センターで15万人、1万の委託医療機関で100万人の接種を意味する」と説明した。参考として、個別接種センターでは1日に600人、個別委託医療機関では1日に100人の接種が可能だ。

疾病管理庁は「現在、1日当たりのワクチン接種者は当初の接種計画に基づく人数」とし「ワクチン需給状況を考慮し、予防接種センター、委託医療機関を弾力的に運営している」と伝えた。

これと共に「今後、政府はワクチン需給状況および医療インフラ現況などを考慮して、迅速に接種を行う予定だ」と強調した。

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