韓国ドラマ「シーシュポス: The Myth」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
24日に放送されたJTBCドラマ「シーシュポス: The Myth」11話では、時間帯を行ったり来たりする状態になったソヘ(パク・シネ)を帰すために犠牲をいとわないテスル(チョ・スンウ)の献身的な姿が描かれた。
シグマ(キム・ビョンチョル)はテスルが消滅していくソヘを助けるためにアグネス(チョン・ヘイン)のところに来ることを知っていた。そして偶然を装ってテスルに会い、“アップローダー”の最後のコーディングをしてくれたらソヘを助けてやると脅迫した。しかしテスルは今回も断った。正常な人は世の中が滅びることを望まないというのが理由だった。シグマは興味深い実験を提案。テスルに銃を渡して自分に向けて撃つように言った。
テスルは引き金を引くことはできなかった。シグマを殺したら世の中を救うことはできるが、ソヘの薬を手に入れることはできないからだ。再び選択に迫られたテスルの答えは変わらずソヘだった。シグマは目的を達成するためには“最後のパズル”であるテスルの望む物をやらねばならず、解毒剤を渡した。必要ならアグネスも連れていってもいいとまで言った。
こうしてアジアマートに一緒に来たアグネスは、ソヘが生きて戻れる方法を伝えた。さまよっている状態のソヘがいる所に行き、解毒注射を打たなければならないのだ。体内のたんぱく質を分解しなければならないというのも無理だったが、失敗すればそこに閉じ込められて永遠に戻って来られない恐れもあった。しかもアグネスが“テスト01”という薬は失敗したからと“02”を出し、希望が持てる状況ではなかった。しかしソヘを失いたくないテスルは1秒もためらわずに“FOS注射”を打って、さまよっているソヘを見つけるために時空間内に入っていった。
命を懸けて時間に逆らうテスルは、様々な時間帯を経て両親と幸せな時間を過ごしている幼いころの自分を見つめているソヘに会った。あとは現在の時間帯に近い状態で解毒注射を打てばいいだけだった。ここで問題が発生。テスルとソヘの時間が混ざったせいで、テスルが過ごしてきた時間に閉じ込められてしまったのだ。テスルの兄がどうやって犠牲になったのかを知ったテスルは、新たな扉を開けることを恐れた。しかし「小さくて幸せな記憶が全てわたしたちの中にある。だから生きられるんだ」とソヘが言っていたのを思い出し、勇気を出して次の扉を開けた。
テスルとソヘの前には輝く海が広がっていた。アグネスが言っていた現在の時間帯だった。テスルは解毒注射の入ったケースを開けたが、2本のうち1本を落としてしまった。戻れるのは一人だけとなってしまい、テスルはソヘの腕に注射を打った。後から状況を知ったソヘは涙のキスでテスルと別れのあいさつをした。
[11話予告]Sisyphus : the myth
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