AFP通信によると、運河庁はエバーギブンが“正しい方向”に方向を変えたことを明らかにしたという。
SCAのオサマ・ラビ庁長は「船舶の位置が80%以上正しい方向に再調整された」と明らかにした。
ラビ庁長は「堤防から4メートルの位置にあった船尾が102メートルまで移動した」とし、「成功裏に船を浮上させる過程が始まった」と述べた。
ラビ庁長はこの日の午前11時30分、満潮になれば浮上作業が再び再開されると述べた。当局者は「船舶は浮上作業が完了した後、待機区域に向かうことになるだろう」と話した。
ただ、浮上作業が完了した後も数百隻の船舶停滞状況を収拾するのには3.5日程度かかる見通しだ。
ラビ庁長はエジプトTVとのインタビューで「運河は船舶浮上作業が終わった後、24時間稼動する」とし、「滞った作業を処理するのに3日ほどかかる」と述べた。
台湾の海運会社 長栄海運が長期用船していた大型コンテナ船「エバーギブン」は23日、エジプトのスエズ運河で座礁した。
座礁したエバーギブンが運河の入り口を塞ぎ、運河機能が全面麻痺した。原油から各種消費財まで積んだ船舶数十隻が停泊できないなど物流が完全に渋滞している。
エバーギブンの船主である 正栄汽船は「(船の方向は)回ったが、まだ浮いてはいない」と語った。
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