韓国の20代カップル、展示中の”5千万円”現代アートにペンキで落書き 「参加型だと思った」=有名美術家JonOneの作品(画像提供:wowkorea)
韓国の20代カップル、展示中の”5千万円”現代アートにペンキで落書き 「参加型だと思った」=有名美術家JonOneの作品(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市内で開催中の現代アート展示会で、20代のカップルが”勘違い”の落書きをしてしまい、現地で話題となっている。

 去る3月28日、ソウル市内にあるロッテワールドタワー地下で開催中の「STREET NOISE展示会」に展示された大型アートを観覧していた20代の男女が驚きの行動にでた。

 現地警察によると、3月28日午後1時ごろ、20代の男女が展示会を訪れた際、展示されていた作品「Untitled」に落書きをしたという。2人は、作品の前に置かれていたペンキと筆を見て「参加型アート」だと思い込み、これを使用して作品に色をつけた。しかし、置かれていたペンキと筆は「演出」だった。

 当時、近くに展示会管理者はおらず、その後、作品の毀損を発見した展示会側が防犯カメラを確認し、男女が落書きしているシーンを見つけて警察に通報した。

 2人は警察聴取に対し「(置かれていた)ペンキと筆を見て、”参加”しても良いと思った」と話していることがわかった。

 この2日後、警察関係者はメディアに対し「(展示会側との)対話が円満になされない場合、関連陳述と証拠を提出し、法的手続きが可能な事案だと判断している」と説明した。

 なお、落書きされた現代アートは5億ウォン(約5000万円)台の作品と伝えられた。

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