キリスト教の復活祭(イースター)を迎えた4日、防疫規則を守りながらソウル市内で開かれた礼拝(資料写真)=(聯合ニュース)
キリスト教の復活祭(イースター)を迎えた4日、防疫規則を守りながらソウル市内で開かれた礼拝(資料写真)=(聯合ニュース)
◇新規コロナ感染者473人 6日ぶり500人下回る 韓国の中央防疫対策本部は5日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から473人増え、累計10万5752人になったと発表した。市中感染が449人、海外からの入国者の感染が24人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(543人)より70人減り、先月30日(447人)以来6日ぶりに400人台に低下した。ただ、週末のため検査件数が平日の半分以下に減ったことが影響したとみられ、感染拡大の勢いが衰えたとはいえない状況だ。◇コロナ防疫規則違反時の処分強化へ 政府の中央災難(災害)安全対策本部が先月29日から施行した新型コロナウイルスの基本防疫規則の周知期間が4日で終了し、5日から規則に違反した店舗や施設に300万ウォン(約29万円)、利用者には10万ウォン以下の過料がそれぞれ科される。基本防疫規則はマスクの着用、防疫規則の掲示・案内、出入りする人の名簿の作成、定期的な消毒・換気の4項目に、飲食禁止、感染が疑われる症状がある人の出入りの制限、防疫管理者の指定の3項目を新たに加え7項目となった。◇ソウル市長選 きょう最後のテレビ討論 7日に投開票が行われるソウル市長選は5日午後、革新系与党「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)前中小ベンチャー企業部長官と保守系最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長の両候補が放送記者クラブ主催のテレビ討論に出席し、不動産問題などを巡って激論を交わす見通しだ。両氏の討論は3回目で、これが最後となる。◇LGのスマホ事業撤退是非 きょう発表へ LG電子は5日、取締役会を開くとともにスマートフォン事業の今後の計画を発表する。同社は今年1月、モバイル事業の売却を含めあらゆる可能性を検討すると明らかにしていたが、最終的に撤退する方針を固めたとみられる。事業運営の方向性にかかわらず原則的に雇用は維持する計画で、既に約3700人の人材を再配置するための準備に着手したとされる。◇家計債務のGDP比率 100%に迫る 政府系シンクタンクの租税財政研究院が公表した資料によると、昨年4~6月期の国内総生産(GDP)比の家計債務は98.6%を記録した。研究院は「債務規模が大幅に増加した現在の状態で金利が急激に引き上げられる場合、債務負担による利子が大きく増加するなど経済全体へのショックにつながる懸念がある」と警告した。
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