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争点となっているのは現地プロモーターとの主張が食い違っている北米ツアーのキャンセル理由だ。スターエムは2月に、北米5地域(カナダ、ハワイ、アトランタ、ニューヨーク、サンフランシスコ)での公演版権契約をレボリューション・エンターテインメントと交わし、レボリューションはこれを現地の公演企画会社に販売した。ロサンゼルスに限ってはスターエムが直接現地の会社と版権契約を結んでいた。
スターエムの主張によると、北米各地での公演がキャンセルされた理由は、カナダは公演に不適切な会場を借りたこととと、チケット価格の協議がないままチケット販売に踏み切ったこと、協議をしていないアーティストのプロモーション訪問など虚偽の事実流布など。ハワイでは舞台装備の荷重を考えない不適切な舞台使用、「Rain」の商標権をめぐる訴訟、ロスでは舞台設置の時間不足、市の規定に合わない装置の持ち込みによる市の使用禁止措置、現地のプロモーター不足による準備不足などが背景だとしている。
スターエムはレボリューションに販売した公演5回分の版権22億5000万ウォンのうち、4億3000万ウォンしか受け取っていないとしている。またレボリューションがスターエムの承認を受けずにハワイの公演版権を別の会社に譲渡しているなど、さまざまな契約違反も北米公演を計画通りにできなかった原因だと説明している。
会見で同社は、アーティストのイメージが傷つくことを防ぎ、観客との公演約束を守るために努力するとし、現地プロモーターからの訴訟についても強く対応していくとの考えを示した。
一方、会見に出席したカナダ公演の企画を担当したレボリューション・カナダのキム・ジョンホ副社長は、「公演に不適切な会場を借りたのがキャンセル理由とは話にならない。契約書には会場についての内容も盛り込まれており、確認もしないで5月になってからこれを理由にキャンセルされた」と反論した。
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