公職者の不正投機が問題になっている(コラージュ)=(聯合ニュース)
公職者の不正投機が問題になっている(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇土地投機疑惑 議員・首長の不正防止が課題 宅地開発などを手がける公共機関、韓国土地住宅公社(LH)の職員らが新都市に指定される前の地域の土地を投機目的で不正に購入した疑惑を巡り、関与した公職者を明らかにするための調査や捜査が全国で行われている。政府の合同特別捜査本部によると、12日の時点で捜査対象者のうち公職者は公務員が130人、地方議員が39人、LH職員が38人、地方自治体首長が10人、国会議員が5人だ。これを各公職集団の定数と比較すると、地方自治体首長と国会議員、地方議会議員の割合が高い。政府は国民の怒りを収めるために各種対策を講じているが、結局は自治体首長や地方議員、国会議員など選挙で選ばれる公職者の不正をどのように防ぐかが最大の課題といえる。◇ユン・ヨジョンがアカデミー授賞式出席へ「息子、ヘイトクライムを心配」 米映画「ミナリ」に出演し、米映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされているベテラン女優、ユン・ヨジョンは12日(現地時間)、米誌フォーブスとのインタビューで同賞の授賞式に出席する計画を明らかにし、アジア系住民への憎悪犯罪(ヘイトクライム)により攻撃を受けるのではないかと米国在住の2人の息子が心配していると述べた。◇若年層の就業者減少 定年延長・賃金上昇も原因か 経済団体、全国経済人連合会(全経連)傘下の韓国経済研究院は13日に発表した報告書で、各産業における若年層の就業者の割合は次第に減少しており、定年延長と賃金上昇が原因の可能性があると分析した。就業者全体を対象に分析した結果、勤労年齢の上限を1年引き上げると若年層の就業者の割合は0.29ポイント減少し、1時間当たりの平均賃金が1000ウォン(約97円)上昇すると若年層の就業者の就職率は0.45ポイント減少した。◇全国的に朝まで雨 昼から肌寒く 13日は全国で朝まで雨が降るが、昼からはほとんどの地域でやみそうだ。予想降水量は5ミリ前後となっている。午前5時現在の気温はソウル10.7度、江陵10.4度、光州11.0度、済州13.8度、大邱15.3度、釜山15.3度など。最高気温は13~22度の予報で、気象庁は「昼以降に北西から冷たい空気が南下して肌寒くなり、翌朝まで気温が大幅に下がる」との見通しを示した。
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