日本の放射能汚染水放流に怒る韓国の漁民たち(画像提供:wowkorea)
日本の放射能汚染水放流に怒る韓国の漁民たち(画像提供:wowkorea)
「海に放射能汚染水を捨てる日本政府の犯罪行為を必ず防がなければ」

日本政府が福島原発の放射能汚染水を海に放流することに最終決定した中、直接的な被害が予想される地域水産・漁業者らの激しい抗議が殺到した。

日本は「汚染水」という用語が与える否定的なイメージを解消するために「処理水」と表現まで変えながら、福島第1原子力発電所から出る放射性物質を含む汚染水の海洋放流方針を強行する方針だ。

放流が始まる2023年から7か月後には済州島沖まで流れ込み、韓国沿岸に直接影響を与えるという懸念が高まっている。汚染水の海洋放出によりもっとも懸念されているのは水産物の安全である。

蔚山北区に住む漁民である70歳男性は「漁民は魚を釣って売るのが生活のすべてなのに、汚染水が放流されれば打撃が非常に大きいだろう。ニュースでは米国も汚染水の放流に同調していたが、我々漁民たちは力はないがどんな手を使っても必ず防がなければならない」と話した。

また、「放流撤回を求めて大きな声を上げなければならない。日本製品の不買運動の時のように全国民が立ち上がってほしい」と要請した。

普段から港で新鮮な水産物を買いに来るという49歳女性は、「普段も家族の健康と食品に多くの神経を使っているのに、放流後は水産物の購入については消極的になるだろう」と述べた。

一方、蔚山市は福島の汚染水の海洋放流計画撤回のために姉妹提携都市である日本の萩市、熊本などに「日本政府の原発汚染水放流計画撤回」を要求する書簡を送付する計画だ。

また、日韓海峡と隣接する釜山と慶南、全羅南道、済州など5つの市・道と共同対応策をとっていく方針である。
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