ソウル市にあるLGツインタワー(画像提供:wowkorea)
ソウル市にあるLGツインタワー(画像提供:wowkorea)
バッテリーの製造を手掛けるLGエナジーソリューションが、使用電力の100%を再生可能エネルギーで調達することに取り組む企業が加盟する、国際的なイニシアチブ「RE100」に加入した。「RE100」に韓国のバッテリーメーカーが加入するのは初めて。

100% の最新ニュースまとめ

「RE100」には現在、米グーグルをはじめ計302社が加入している。韓国企業ではSKテレコムやSKハイニクスなどSK系列の計6社が加入している状態だ。

LGエナジーソリューションは「RE100」加入と関連し「2030年まで使用電力量の100%を再生エネルギーから調達する」との目標を掲げた。

今回の「RE100」加入は「2050年までのカーボンニュートラル成長」を中心課題としている親会社のLG化学の方針に従ったものだ。このような方針は、気候変動や原材料調達・製造現場での人権に関連した問題に対応することで「持続可能な供給網」の構築が必須のバッテリー業界と決して無関係ではない。

これに先立ちLGエナジーソリューションは2019年、韓国のバッテリーメーカーとしては初めて責任ある鉱物調達および供給網構築のためのグローバルイニシアチブ「RMI」に加入している。

LGエナジーソリューションは「RE100」への加入で、世界水準のESG(環境・社会・ガバナンス)経営企業という信頼を獲得し、サプライチェーンの管理を厳格化する世界的な潮流にも十分対応できると期待を寄せている。

同社のキム・ジョンヒョン社長は「バッテリーのバリューチェーンで発生する炭素排出量を抑えるため、サプライヤーほか多様なステークホルダーとの協力を強化する」と話している。


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