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19日に韓国の気象庁が発表したところによると、過去10年間の実効湿度が35%以下の日数を分析したところ、1月が3.6日と最も多く、2月3.1日、3月2.8日、4月2.2日となった。このように全国で発生した山火事のうち、59%は春に発生している。
実効湿度は、火災予防を目的に数日前からの相対湿度に経過時間による加重値をつけて算出した木材等の乾燥度を示す指数である。
気象庁は「春は他の季節に比べて相対湿度と実効湿度が低く、風速が強いために山火事が多く発生している」と分析した。
過去40年間における春の相対湿度を見ると、1980年代66.4%、1990年代63.0%、2000年代60.3%、2010年代60.6%と、年度別の相対湿度よりも減少傾向はさらに顕著だった。
相対湿度は、大気中に存在する水蒸気量と飽和水蒸気量の割合を表したものである。空気の中に水蒸気が全く存在しない完全に乾燥した状態なら0%、飽和水蒸気圧ほどの水蒸気が入っていれば100%の相対湿度となる。
過去40年間の相対湿度を10年単位で分析してみると、1980年代の71.3%から2010年代は67.4%へと低くなった。この10年(67.4%)は2000年代の66.4%よりもやや上昇したが、1980年代の71.3%や1990年代の68.4%よりは低い水準だった。
気象庁は「韓国は地球温暖化で気温が上昇する傾向にあり、大気中の全水蒸気量である比湿はやや増加する傾向を見せている」とし「これにより我々が体感する相対湿度は低くなり、大気は乾燥するようになっている」と説明した。
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