モウリーニョ監督の電撃解任と韓国代表資格「剥奪危機」のソン・フンミン、去就に注目(画像提供:wowkorea)
モウリーニョ監督の電撃解任と韓国代表資格「剥奪危機」のソン・フンミン、去就に注目(画像提供:wowkorea)
ジョゼ・モウリーニョ監督の電撃解任、そして欧州スーパーリーグ(ESL)参加に伴い今後国家代表チーム資格が剥奪される可能性が出てくるなど、ソン・フンミン(28)の前に壁が立ちはだかっている。そして、ソン・フンミンの去就にも注目が集まっている。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 トッテナムは19日(日本時間)、モウリーニョ監督の電撃解任を公式発表した。

 プロの舞台で複数の指導者と共にしてきたソン・フンミンだが、モウリーニョ監督の電撃解任は困惑するしかない状況だった。ソン・フンミンにとってモウリーニョ監督は、自身を信じてくれる師匠であり、十分な出場機会を与えてくれる指導者だったからだ。

 新たな指揮官のもとでソン・フンミンが、現在のように十分な出場機会に恵まれるかどうかも未知数となった。

 「変数」は他にもある。トッテナムは同日、ESL加入を発表した。これに伴い、トッテナムはイングランド、スペイン、イタリア、ドイツなどの主要ビッグクラブと共に新たなリーグを作ることになる。

 国際サッカー連盟(FIFA)とヨーロッパサッカー連盟(UEFA)はESLが「サッカーの伝統と価値を既存する日」として反発し、ESLについては選手らのFIFAとUEFA主幹大会への出場を阻止する方針を明かした。

 万が一、両チームの合意が円満になされない場合、ソン・フンミンは太極マーク(韓国代表ユニフォームのマーク)を背負いワールドカップに出場できなくなる可能性もある。選手の立場としては、ワールドカップとは諦め難い舞台だ。ソン・フンミンが代表チームとワールドカップについてどれだけ切実に考えているか、本心まで探るのは難しいが、これが「移籍」に影響を与える可能性は考えられる。

 ソン・フンミンの契約期間は2023年夏まで。現時点が再契約に適切な時期であるのは明らかだ。ソン・フンミンとトッテナムの再契約が、また他の「変数」となり迷宮に陥るかもしれないと韓国メディアは伝えている。

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